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さくらのふた付きリール

さくらの8ミリ50ftリールは、いつ頃からか分かりませんが、このクリーム色のものが使われていました。フジと同じく、金属製の缶に入っていることが多いです。
sakurareelcan.jpg

途中で、ふたと一体型になっている、(見ようによっては)アルファベットのCの形をしているリールに変わります。ふたは軽くひねると開きます。
白いふたの表面は何も加工されていませんが、水色のふたには表面に「SAKURA FILM」、「TITLE」、「No.」という文字がエンボス加工してあります。こうして改めて見ると、リールの「SAKURA FILM」と切れ込みの位置が逆だし、形も微妙に違います。

sakurareelCwhite.jpg

sakurareelCblue.jpg

『小型映画』、『8ミリ 小型シネマンスリー』、『8ミリシネマン』とも、1960年3月号の広告に、白いふたの方のリールだけ、ふたのない状態で登場します。そろそろさくらU.S.パンクロがコニパンリバーサルに変わる時期・・・なので、それより少し早く、リールを新しくしたのかな、と推測しています。実際、さくらU.S.パンクロの黄色と緑の箱の(3)に入っているのを見たことがあって、今手元にあるのは白いふたです。

『8ミリ 小型シネマンスリー』1960年9月号と10月号に、さくらカラー8ミリフィルムの元箱からこのふた付きリールを取り出している広告が載っています。表4なので、全体はカラーなのですが、リールの部分は白黒・・・色が分からないのが本当に悲しいです(泣)。

それより少し前、『8ミリ 小型シネマンスリー』1960年7月号に、「あなたは大丈夫ですか!フィルムの正しい発送法」という記事があります。この中で、手順を解説するのにさくらカラー8ミリフィルムが写真つきで使われていて、最後に「数日後、現像後のフィルムが美しいプラスチックケースに入って送られてきます」という説明とともに掲載されているのは、エンボス有のふたです。

そうすると、

・金属缶入り50ftリールからふた付きリールへの変更が1960年初旬
・当初のふたは白いもの
・1960年夏頃に水色のエンボス加工したふたに変更

・・・という流れかな、と想像しています。ただし、どちらの広告・記事も、リールの形は白いふたの方です。水色のふたの方のリールに変わったのは、もう少し後なのだろうと思います。細かい変更はなかなか難しい・・・他にも色違いとか、いろいろありそうな、と思えてきてしまいます。
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Author:kogatasha0808
文京区千駄木で活動しているコガタ社と申します。
ご家庭や地域で保管されている8ミリ・16ミリフィルムを中心に、状態や内容の調査、機材貸出・メンテナンスなどをお引き受けしています。
ここでは、主に小型映画について時おり調べたことを書いていきたいと思います。

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